活動のはじまり~小さな拠点づくり
NPO法人0073が運営している『カフェIMOCA』無いに交流スペースを設けて、地域の型を中心とする交流拠点にしたいと福島県県北地方振興局に相談し、令和6年度福島県地域創世総合支援事業(通称:サポート事業)に申請することにしました。その内容が認められ、無事に採択されました。
NPO法人0073が運営している『カフェIMOCA』無いに交流スペースを設けて、地域の型を中心とする交流拠点にしたいと福島県県北地方振興局に相談し、令和6年度福島県地域創世総合支援事業(通称:サポート事業)に申請することにしました。その内容が認められ、無事に採択されました。
交流スペースを自分たちが参加する形で作り上げる内容のため、地元の大工さんや福島学院大学の指導協力を得ることになりました。
4月14日(日)に、大波会と関係者の初顔合わせが行われ、年間スケージュールをはじめ、どのように進めていくかなどの詳細な打ち合わせを行いました。
大波会と関係者の初顔あわせ
ふくしま学院大学地域マネジメント学部の学生により、『大波デザイン』のプレゼンテーションがお紺合われました。交流人口を増やすための大波計画を発表。若い完成は面白いだけでなく、ハッとさせられるアイデアにあふれています。今後、彼らと共に交流スペースを作り挙げていくのがますます楽しみです。若い講師、学生さんの夢のあるアイデアと、地域住民の切なる要望を踏まえて、交流スペース作りがスタートしました。
また、地域づくりの実例を生部ために、何か所かの視察を計画。手始めは、大波から車で1時間ほどの『宮城県丸森町筆甫地区まちづくりセンター』へ。この地区は、限界集落でありながら自立した地域づくりを推進している所です。全国のモデルケース、成功事例としても知られています。同センター長の吉澤武志さんから、地域との出会い、地域住民との交流のお話、地域が自立するためにどんなことに注力しているかなどを具体的に伺うことができました。「大波暮らしの中野困りごとを住民力で解決する。でも、そこには最低賃金を発生させつことも必要。元気になる仕組みを作ること、地域の中で楽しむこと」という吉澤さんの言葉に参加した全員がうなづいていました。
参加下メンバーからは、「もっと大波の事を知ることから始めることも大事」、「アンケートをやってみたい」と前向き発言も多数でています。
福島学院大学生の第2回プレゼンテーションが行われました。1回目の内容を集約し、より具体化した提案が行われました。伝統食と竹の利用を前面に押し出した提案です。また、現地測量を行う計画も発表されました。
第2回視察研修は、いわき市三和町上三坂地区のOJONCO館(おじょんこかん)へ。OJONCO館は、地区内で三代続いた診療所だった歴史ある古民家を譲り受けて改修し、次世代につなぐ家としてオープンしたところです。ワークショップや様々なイベント、子供たちの体験活動の場所として活用されてきました。
この施設をもっと活用して、地域を元気にしようと結成されたのが、地域の方々による『上三坂プロジェクト』です。アンケートを行い、この地域で楽しく暮らしていくために、どんなことを希望するかを探り、OJONCO館内に気軽に集まれるような機能が望まれていることがわかり、館内の一部をカフェに改修することになり、2024年3月にオープンした『治療院カフェ』が誕生しました。
カフェに交流スペースを設けようと計画する大波とは真逆で、拠点施設にカフェ機能を加えたOJONCO館。プロセスこそ違いますが、目指すところは同じです。視察当日は、いわき伝統のおじょんこ作りが行われていました。カフェで提供される薬膳ランチをいただきながら、あらゆる視点から話を伺うことができました。
温故知新
学生調査で登場してきた「まゆ団子」。福島市ホームページでは、大波地区伝統料理のひとつとして掲載されています。すでに風習として残っていない「まゆ団子」を復活させ伝えたと、ベテランの佐藤けい子さんをお招きし、その作り方や当時の様子などについて詳しく教えていただきました。けい子センセイの話では、大波の歴史にも触れました。「自分の経験が役に立った」と喜んで指導をお引き受けくださったけい子さん。「若い子が興味を持ってくれるのが何より嬉しい」と話す笑顔が輝いていました。
地区のお祭りとしては、大規模な「おおなみ祭り」。今年は、福島学院大学生が大波会として参加しました。そのほか、大波会のアピールをかねておにぎり無料配布も行いました。「まゆ団子」を提供するお皿は竹で手作り。竹水鉄砲は子供たちが大喜び。ステージ上では、学生君が大波会の取り組みを発表。この日のために、試作を重ねた学生の心がとても嬉しく、頼もしく、今後の改修がますます楽しみになりました。
いよいよ交流スペースの哀愁が着工! 話し合いを重ねた結果が少しずつ形になっていくのかと思うとワクワクが止まりません。地元の大工さんの指導が入ると、「こうしたい」「それなら、こうした方がいいよ」とさずがはプロ!唸るほどに実現していきます。
第3回目の研修視察尾を行いました。研修先は山形県鶴岡市にある「スイデンテラス」です。この施設は、省内平野の水田の中に建てられた、田んぼに浮かぶホテルです。ホテル内のどこにいても田んぼの気配を感じられるように設計されています。
視察の目的は、ホテルの見学ではありません。広々とした田んぼの中にホテルをたてようと下発想がどのような視点空だったのかを、自分たちの目で肌で感じ、運営側のお話を聞くことでした。
運営するのは、株式会社SHONAI。山形荘内を拠点に地方の可能性を世界経済とつなぐ街づくりの会社です。農業、観光、教育の3つを柱に、地方経済の成長を従来の枠に捉われない事業創出に挑戦しています。「地方から新たな経済を創出することは山積する地方の課題を未来への希望に変えることができる」は代表の山中氏の言葉です。世界のグリーン市場へつなげる農業、食や自然など地方が持つ唯一無二の魅力を資源にする観光事業、未来を担う子供への投資こそが重要と児童教育施設の運営などを実践しています。地域の特性を不便と切り捨てず、資源として捉えることの意味を再確認できた一日となりました。
だいぶ完成に近づいた交流スペースですが、すきま風対策や、使い方の細かなことなど、課題も次々と出てきます。グループLINEを活用しながら、意見交換を行い、一人一人できることを確認しながら完成を目指しました。
余った材料で作ったという、大波地区のテーブルにもなりそうなオブジェも届き、活用方法を模索しています。
交流スペースが完成しました。お披露目をかねて全員集合。残念ながら学生さんの一部葉参加できませんでしたが、これまでの作業を労い、振り返り、さらに今後の利用方法や内容についても話し合う時間を持つことができました。ケーキやお菓子作りが得意という学生くんが、フルーツたっぷりのケーキを作って持参、お披露目に花を添えてくれました。
交流スペースの名前は、学生提案の「COREBA(これば)」に決定。協働で地域資源を利活用する場という意味です(collaboration + resources + 場所)。